米国式根管治療

当院では、保険治療の根管治療も行っております。

当院では、保険治療で根の治療を受けることができますが、さらに先進的な治療を受けることが可能です。
歯根の先端に炎症や感染症が発生し、歯を抜かなくてはならないような場合でも米国式根管治療、パーフォレーションリペアー(歯に空いた穴の封鎖処置)や外科的な歯内療法によって、ご自分の歯が残せる可能性があります。

私どもは、米国ペンシルバニア大学へ留学されていた、尊敬する先生から根管治療を学びました。その知識をもとに、皆様に最新の治療をご提供させていただきます。

米国式根管治療とは

ペンシルバニア大学の歯内療法科において実践されている臨床コンセプトに基づいた治療です。
米国式根管治療は、従来の根管治療では治療せず抜歯に至る症例でも、最先端の設備と技術で、できるだけご自分の歯を残せるようにするための精度の高い治療法です。

根管治療の難しさについて

根管治療の難しさについて

歯の内部にはこのような複雑な構造をしており、一度細菌感染が生じると、その除去は容易ではありません。
このため、根尖性歯周炎という病気を発症してしまうと、治すことができなくなることがあります。

米国式根管治療の特徴

①ラバーダム防湿による細菌感染症予防対策

ラバーダム防湿は、治療する歯以外を薄いゴム製シートで覆いかぶせて口腔内の唾液や細菌から歯を守るマスクのような物を使用します。
ラバーダムを使用することで様々な口腔内細菌が根管に侵入するのを防ぎ、出来る限り無菌的な処置を行えるよう、理想的な衛生環境のもと治療を行います。
初回治療でラバーダムを使用することにより、治療の成功率は約90%まで高くなると言われています。
ラバーダムによる処置をより確実なものにするため、むし歯などで失われてしまった歯の部分を補強することもあります。(コンポジットレジン隔壁)

ラバーダム防湿による細菌感染症予防対策
ラバーダム防湿による細菌感染症予防対策

②マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)の使用

マイクロスコープとは、肉眼で見えない部分を約25倍に拡大し、従来の肉眼に頼る治療では不可能な繊細な治療を可能にする歯科専用の手術用顕微鏡のことです。
マイクロスコープを使用することで、これまでレントゲン写真や計測器具をたよりに手探りで行われてきた治療が、直接目で根管内部の細部まで確認しながら精密に行うことが可能となりました。
米国式根管治療を行う場合はより徹底的な根管内の清掃のため、必ず使用する様にしています。

マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)の使用
マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)の使用

③最新の器具、装置の使用

新品のニッケルチタン製器具を使用します。また、歯を削るバーや、根管内を洗浄するシリンジ、根管内に薬をつめる前に乾燥させるためのペーパーポイントは、新品滅菌済みのものを使用します。

ニッケルチタンファイル

滅菌済みバー

滅菌済み洗浄用シリンジ

滅菌済みペーパーポイント

キャビトンEX

④徹底的な根管内の殺菌・消毒

無菌的な環境下で根管内を清掃した後、超音波チップや薬液により、ファイルで取り切れない細い根管内の細菌を徹底的に殺菌・消毒します。
その後、再び細菌が入りこんだり増殖することのない様、緊密に根管充填をします。

超音波チップ(根管内の洗浄)

Uチップ

(Ultrasonic positive pressure効果)

左:次亜塩素酸ナトリウム(有機質の溶解)

右:EDTA(無機質の溶解)

スーパーエンドβ

(細い根管を充填する際に使用)

スーパーエンドα

(充填した樹脂を切断する際に使用)

治療の時間と回数

治療にかかる時間は、1回30分~2時間が目安です。
また、回数はそれぞれの歯の状態によって変わりますが、早い場合は1~2回、平均的には2~4回、複雑な場合はそれ以上となる場合もございます。

自由診療と保険診療の違い


保険診療自費診療
ラバーダムの使用△※
マイクロスコープ△※
隔壁△※
バー薬液滅菌済新品滅菌済(個包装)
洗浄シリンジ消毒済新品滅菌済(個包装)
ファイル薬液滅菌済新品高圧蒸気滅菌済
根管内乾燥滅菌済ペーパーポイント滅菌ペーパーポイント(個包装)
仮封Caviton
CavitonEX
※症例により選択します。
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